センター長挨拶

総合情報基盤センター長 浪花智英

平成30年4月1日から総合情報基盤センターのセンター長を務めることにな
りました、工学研究科知能システム工学専攻の浪花です。

総合情報基盤センターは2009年の改称により、旧の総合情報処理センターから
その機能を大きく変化させることになりました。現在の主な役割は、学内に計
算機資源を提供するというよりも、ネットワーク環境の維持、演習室を中心と
したユーザへの計算機利用環境の提供、セキュリティ問題に対する対応並びに
ユーザの啓蒙・教育活動に大きく変化しております。

こうした役割の変化から、総合情報基盤センターの働きは縁の下の力持ち的な
位置づけに移り変わり、学内へのサービス提供が主たる任務と思われているの
ではないかと感じております。

しかしながら、総合情報基盤センターの本務は大学機能の一部を専門して担う
ものであり、その役割は教育・研究の遂行にあります。その中には、ユーザ教
育として、学生の教育のみならず、大学の構成員に対する教育も含まれている
ものと考えます。

私もかつて学生として教えを受けた身ですが、当時の工学部の技官の方々は、
その当時からしてお年を召した方が多かったですが、非常に厳しい指導方針を
取られており、簡単・単純な質問をしようものならけんもほろろな対応どころ
か叱責を受けることもあたりまえで、ビクビクしながら質問をした覚えがあり
ます。

総合情報基盤センターも学内に導入された計算機及びネットワークシステムに
関する最新の知識を有する唯一の機関として、内外から頼られるスキルを維持
するとともに、その能力を持ってして、親しまれながらも畏れられる存在とし
てあるように、今後共努めていく所存であります。
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