平成18年 4月25日 

利用者各位

総合情報基盤センター

 

適正なネットワーク利用について(注意喚起)

-- P2P ソフトウェアの利用禁止 --

 

P2P ソフトウェアは効率よく様々なコンテンツを取得する等、適切に利用する場合においては便利かつ有益なソフトウェアと考えられます。しかしながら、その使用方法を誤ったり、実行するコンピュータ環境を適切に管理していない場合には、昨今、多く報道されているような情報漏洩の危険性もはらんでいます。

また、これらのソフトウェアが行う通信の中には、情報処理センターで定めた外部との接続ポリシーを破るものもあり、P2P ソフトウェアを利用することで結果的に、外部からの攻撃に対してキャンパス全体を危険にさらす事もあります。

 さらに、多くの P2P ソフトウェアは、通信回線の限界まで帯域を利用するため、他の利用者の帯域を圧迫したり、ネットワーク機器を高負荷状態とし、その正常な動作を妨げる可能性もあります。

これらの観点から、福井大学総合情報処理センターでは、すでにアナウンスを行っています通り、 2004年6月より学内ネットワークに接続しているすべてのコンピュータ上での、P2P ソフトウェアの利用を禁止しております。

個人情報保護法に則った適切な情報保護の観点だけでなく、キャンパスネットワークの適切な維持運営のためにも、キャンパス内ネットワークへの接続時には P2P ソフトウェアを利用しないよう、所属する関係者(学生およびネットワークに接続する可能性のある学外者を含む)への周知をよろしくお願い致します。

なお、情報処理センターでは、不適切な利用については常時監視を行っておりネットワークに影響が出ることが予想された場合は、接続端子のキャンパスネットワークからの切り放し措置を行っている事を申し添えます。

 

(本件担当)総合情報基盤センター 内線・文京2267

 

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Q.上記の中のP2Pソフトウエアとは何でしょうか?具体例とかを教えてください。

A.ファイル共有やファイアウォールを越えて情報共有を行なうソフトウエアがあり、具体的例としては、問題となっている「winny」だけでなく、知られているところでは、「sahre、winMX、winnyp、cabos、Gnutella、Limewire、skype、softether」などが挙げられます。

これ以外にも多数存在しています。「skype、softether」は用途としてファイル共有を目的としていませんが、案内にある理由から同様にP2Pとして分類されます。

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                          平成16年6月10日

(教)情報処理委員会委員 各位

(工)ネットワーク委員会委員 各位

(事)ネットワーク管理者 各位

                      福井大学総合情報処理センター

                       センター長 桜井 哲真

 

        適正なネットワーク利用について(注意喚起)

 

  学内において、SoftEther 等を利用して、総合情報処理センターネットワーク委員会で決めた以外の手段で、ファイアウォールなどを越えて学外へ接続をはかる悪意なユーザがみられます。このような行為は、学外との接続にセキュリティホールを作りますので、福井大学全体のセキュリティの根本に関わる非常に危険な行為です。センターでは、この様な行為、試みを発見した時点で、当該ユーザ及びユーザが所属する研究室・部署の責任者に連絡・警告し、その行為の中止を求めますが、それでも行為が止まない場合には、そのユーザが所属する研究室・部署のネットワークの利用停止(ネットワークからの切り離し)の措置も検討せざるをえません。

 ネットワークの適正な利用について、所属する関係者(学生等を含め)に周知方よろしくお願いします。

 なお、SoftEther 等福井大学のネットワークポリシーに反するアプリケーションの実行につきましては、常時モニターしていることを申し添えます。

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