ファイル授受サーバ とは
総合情報基盤センターでは、容量の大きいファイル(数百キロバイト以上)を他者と授受するためにファイル授受サーバ「Proself」を運用しサービスを提供しています。ファイルをサーバにアップロードし、特定の相手にファイルがあるURLとパスワードを通知し、特定の相手にのみダウンロードしてもらう仕組みです。公開用のフォルダーを予め用意しておき、相手からファイルをアップロードしてもらうこともできます。
- ファイル授受サーバ 「Proself」 ログイン
- ファイル授受サーバ利用マニュアル (本学が導入したシステムでは「ファイル送信/受信」「テンプレート一覧」の機能については非対応です。ご了承ください。また、管理者の設定によって一部機能が制限されている場合があります。)
ファイルの授受は電子メールの添付でも可能ですが、ファイル授受サーバには以下のような利点があります。
- 電子メールでは、送信先違いでもファイルが送られてしまい、取り消しが困難ですが、ファイルとその場所の通知及びパスワードが異なるので、間違いが防止できます。
- 電子メールとは異なり通信経路がすべて暗号化されており、また受信にパスワードが必要であることから、電子メールに添付するよりも安全性が高くなります。
- メーリングリストに添付ファイル付で電子メールを送信すると、大勢にファイルが送信されメールサーバの負荷が増大します。ファイル授受サーバの利用によりメールサーバの負荷を下げることが出来ます。
- メールの送信経路によって、送信できるメールのサイズが決まっており、添付ファイルでファイルを送れない場合に、ファイル授受サーバの利用により送ることができます。
- 学外から添付ファイル付きのメールが、メールのウイルス検査システムによって隔離される場合に、確実に安全なファイルであれば、ファイル授受サーバを用いることで学内で受け取ることができます。
以上の理由から、数百キロバイト以上のファイル、安全にやり取りしたいファイルの授受に際しては、ファイル授受サーバの利用をお勧めします。
【利用上の注意】
- 本システムの利用方法や仕組みをご理解いただいた上でご利用ください。
- 外部にも公開可能となっていますので、ファイルを公開するURL・パスワードの取り扱いに注意ください
- 重要な情報や個人情報を含む機微な情報の取り扱いにはURL・パスワードの配布の配慮だけでなく、公開期限の適切な設定や、複雑なパスワード使用などの対応を行い安全性の確保を行うようにして下さい。
- 法令に抵触する内容のファイルの公開は行わないでください。
- 利用者1人当たりのファイル容量は500MBで、保存期間は最大30日となります。30日を超える公開期限の設定は無効になります。 30日を過ぎるとファイルは削除されます。
- ファイルの公開については、利用者各位の責任として利用してください。本システムの利用におけるトラブルについては、総合情報基盤センターでは責任を持ちません。
- サブフォルダ(ディレクトリ)を公開するかどうかの設定があるため、フォルダ(ディレクトリ)を階層化している場合には設定に注意が必要です。