お知らせ
バラクーダセントラルへのスパムメール検体送信のお願い
更新日:2025年6月25日昨今、スパムメールの被送信数が急増加していますが、本学で導入している Barracuda というスパム検知システムではブラックリスト(reputation list)も運用されており、こちらに登録されると、スパムメールは個人宛の配送の前に遮断されることになります。ブラックリストへの登録を進めるためには、バラクーダセントラルと呼ばれる組織にスパムメールの検体を多く集める必要があり、この取り組みへの参加をお願いします。
スパムメール検体の送信手順(3段階からなります)
1.Barracuda スパムフィルタの有効化
- CII の Web サイトのトップページにある「パスワード変更メール転送設定」のアイコンをクリックし、統一認証IDとそのパスワードを入力してログインする。尚、学外からアクセスしている場合、共通ユーザ名と共通パスワードを利用した認証に続いて、統一認証ID/パスワードを用いた2段階認証となる。
- スパム対策の箱の中の「スパム対策設定へ」のリンクをクリックする。
- Barracduda のログイン画面が表示されるので、フィルタリングを行いたい FQDNのホスト名を含むメールアドレスをユーザー名の欄に入力する。福井大学の公式メールアドレス(統一認証ID@u-fukui.ac.jp)を対象とする場合、パスワードは統一認証のパスワードでログインできる。仮想サーバ上のメールアドレスや、研究室など立ち上げた独自のメールサーバのアドレスを対象にする場合、「パスワードの作成」ボタンを押して、初期パスワードを生成してログインする。尚、このパスワードは「ユーザ隔離アカウント情報」という件名のメールで設定したアドレスに送付される。
2.スパムメール検体収集の開始
- 「プリファレンス」のタブから「隔離設定」のリンクをクリックして、設定ページを開く。
- 「隔離の有効化」を「はい」に設定する。
- 「隔離通知」で通知間隔を選ぶ。最初は「日ごと」とすることを推奨しますが、様子が分か
れば「週ごと」としても十分かもしれません。 - 「スパム設定」のリンクをクリックして、設定ページを開く。
- 「スパムスコアの有効化」を「はい」に設定する。
- 「ドメインデフォルトの使用」を「いいえ」に設定する。
- 「拒否」の「無効化」にチェックを入れる。
- 「隔離」の「無効化」にチェックが入っていたらチェックを外し、スコアの値を調整する。推奨値は 9 ですが、スパムの誤判定が少ないようならスコアを下げることも可能です。
- 「タグ」の「無効化」にチェックが入っていたらチェックを外し、スコアの値を調整する。メールの件名に [SPAM] を入れるスコアのため、推奨値の 3.5 でも結構ですが、様子を見な
がら適宜調整してください。
3.スパムメール検体のバラクーダセントラルへの送信
- 「隔離受信ボックス」のタブから「隔離受信ボックス」のリンクをクリックして、メールの一覧を表示する。
- スパムメールとして提供したいメールのチェックボックスにチェックを入れる。
- 「スパム」ボタンを押し、ポップアップするウィンドウ内で「スパムに分類」と「バラクーダセントラルに送信」にチェックを入れ、「適用」ボタンを押す。
- 同様にメールのチェックボックスにチェックを入れ、「非スパム」または「配信」ボタンを押す。その後、メールが送信されてくるので、メールソフトで受信するなどして読む。
誤って隔離されているメールについては、
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以上で、スパムメールの検体の収集と、バラクーダセントラルへの送信が完了しますが、スパムメールの受信状況を見ながら、各種のスコアを調整すると良いと思われます。